「渋谷ではたらく社長の告白」を読んで 〜Part6〜

ゼロからの起業

創業メンバーを2人失い、人を集めるところから始めました。1人目は内定者を集めた研修でチームを組んだ同期入社の友人である日高祐介。2人目は、就職する前に人材派遣会社で一緒にアルバイトをしていた石川篤を、学生なのでアルバイトとして入れて、3人で新たにスタートを切りました。

藤田さんが、最初の事業として考えたことは、インターネットでした。当時は、インターネットは商売に向かないと思われていた時代でした。ただ、宇野社長も藤田さんのプランに賛成し、社長の指示で、次の役員会で会社に出資する決議を取るために事業計画書を持っていきます。結局資本金の1000万円のうち700万円はインテリジェンス、残りは自分達で友人や親から借りて300万出資したそうです。

わたしが今回、読んだ中で印象に残ったことは

『経営には一切口出しをしない。』

という、宇野社長が藤田さんに言った約束の1つです。

この言葉は藤田さんを信用しているからこその言葉であり、事業計画の出資を決めたのも、ほぼ宇野社長の決断であり、宇野社長が藤田さんへ特別大きく期待しているのが分かります。また、宇野社長の一度言い出したら聞かない性格は、藤田さんと似ていて、そういうことも藤田さんへの信用、期待している部分であると思いました。

P82まで読みました。