『渋谷ではたらく社長の告白』を読んで 〜part 1〜

『渋谷ではたらく社長の告白』

藤田 晋

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https://www.amazon.co.jp/%E6%B8%8B%E8%B0%B7%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%8F%E7%A4%BE%E9%95%B7%E3%81%AE%E5%91%8A%E7%99%BD-%E8%97%A4%E7%94%B0-%E6%99%8B/dp/4902843056

毎週少しずつこの本を読んで、印象に残った部分をピックアップし、感想など投稿していきます。

今週は、17ページまで読みました。

プロローグにて

「世界でたったひとり。わたしは孤独でした。(略)」

と急に話は始まり絶望の淵に立たされている藤田さんの孤独と絶望の心境を圧倒的なテンポで描写されています。

そして藤田さんの幼少期からのエピソードが始まります。

「1500名の中学の生徒会長。バンドのボーカリスト。学校内でも知名度が高かった私は、学園祭で大声援を浴びました。」という部分から中学生時代は目立つことが好きである少年であったことが感じられました。

その快感から

「小学校の夢は作家になりたいと言っていたが

中学はミュージシャンと、一度しかない人生を後悔しないように送りたいと考えていた。」

そして高校生になってからは、「おれは将来、レコード会社を作ってお前をデビューさせてやると

口からでまかせで言った言葉が、音楽を諦め起業家を志した瞬間だった。」

(お前とは、高校時代同じバンドではなかったが共にプロになろうと話し合っていた音楽の才能がある親友)

と言っています。

夢は変わりつつもあるが、いつも夢を大きく持っていて、小さい頃から普通の人生では終わりたくないという、藤田さんの学生時代の夢に対しての憧れが伝わってきました。

普通の人生では嫌だというところから、また学生時代から目立つことが好きなことや自信があるところから起業家の気質があると感じられました。

衝撃的なプロローグから始まり学生時代、そして起業と話は進むと思うが、プロローグにあるようにどんな展開で著者は絶望の淵に立たされてしまうのか、ノンフィクションのような話にとても楽しみです。